保育士の現状とは?

現在の日本が抱える大きな課題の一つ、保育士の現状について一緒に詳しくみていきましょう。

 

まず今の日本の現状として、保護者が子供を預けたいのに預けられないといった待機児童の問題が深刻です。

 

そこには子供を受け入れる保育園はあっても、肝心な中身である働く保育士が不足しているという現状があります。

 

需要が増えているにも関わらず、保育園は受け入れ人数を制限しなければ運営出来ないという悲惨な状況におかれています。

 

ある会社では、少しでも保育士を確保するために3年間保育士として努めればご褒美として海外研修を企画しているところもあります。このような工夫をしなければ、保育士確保が難しいという現状なのです。

 

このような保育士不足を招いてしまっている原因がいくつかあります。

 

まず一つ目は、長時間労働で負担が大きい割りに賃金が低すぎるといった問題があります。通常保育士の労働時間は8時間となっていますが、ほとんどの方が毎日10時間以上働いているといった状況です。

 

二つ目として、保育士不足による負担が大きい事が挙げられます。例え体調を崩してしまっても、他のスタッフに迷惑がかかってしまうためどんなに大変でも平日に休みをとることは出来ません。

 

三つ目は、保育士の需要が大きくなる一方で延長保育や保護者からのクレームといった精神的にも大変大きい負担がかかってしまうという問題です。

 

以上のような理由から、独人時代は保育士として働いていたが結婚を機に保育士を辞めてしまう方が多くなっているのも原因の一つです。

 

引き抜き制度とは?

保育士が不足することによって、政府が考えた対策が『引き抜き』です。

 

これは、経験者を優先的に引き抜いて保育士を必要としている保育園に派遣するというものです。お給料も通常よりも2万円ほど高く、経験者を引き抜いてまで保育園を運営しなければならないという厳しい状況です。

 

これから保育士になろうと考えている方や、復帰しようと思っている方、是非このような保育士の現状を今一度把握してから考えてみてはいかがでしょうか。